今日は1~2年生のみなさんが読書感想文を書くのにおすすめの本「シロナガスクジラより大きいものっているの?」をご紹介します。
地球や宇宙のことが好きな方に、とくにおすすめです。
このページに書いてあることをヒントに、読書メモを作り、読書感想文を書く方法を、こちらのページで説明(せつめい)しています。
→読書感想文の書き方
シロナガスクジラより大きいものっているの?-この本について
- 本の名前:シロナガスクジラより大きいものっているの?
- 書いた人:ロバート・E・ウェルズ
- 日本語になおした人:せな あいこ
- 出版社:評論社(ひょうろんしゃ)
- シリーズ:ふしぎだな? しらないこといっぱい
- 本の大きさ:よこ28.8cm×たて21.2cm
- ページ数:30ページ
- 初めて出版(しゅっぱん)された年:1999年
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シロナガスクジラより大きいものっているの? (児童図書館・絵本の部屋―ふしぎだな?知らないこといっぱい)
どんなお話?
「いちばん大きいものはなに?」
だれでもいちどは、このギモンをもつことがあるでしょう。大きなゾウよりも、もっと大きいものはクジラ。そのクジラの中でいちばん大きいのは「シロナガスクジラ」です。だから、いちばん大きいものは、シロナガスクジラではないでしょうか。
そう思いながらこの絵本を読みはじめると、びっくりすることでしょう。とてつもなく大きいものどうしを、とてもおもしろい方ほうでくらべていきますよ。
さて、「いちばん大きいもの」って、なんでしょうか。
まず2回読もう
まず、絵を見ながら、自分のペースで一回読んでみてください。
そしてもう一回、今度はこんなことを紙にメモしながら読んでみましょう。
この本には「大きいもの」がたくさん出てきます。それをぜんぶ書いてみてください。
※この先は、本を読んでから読むことをおすすめします(ネタバレがあります)※
本についての質問に答えてみよう
- この本を読む前、あなたは「いちばん大きいもの」はなんだと思っていましたか。
- どうして、それが「いちばん大きい」と思っていましたか。
- この本では、どんなやり方で、大きいものどうしの大きさをくらべていますか。
- この本の中で、おもしろいと思った絵はどれですか。どんなところがおもしろいですか。
- この本に書いてある「いちばん大きいもの」について、どう思いますか? 本当にいちばん大きいのでしょうか。もっと大きいものがあるのではないでしょうか。あなたの考えを書いてみてください。
- 目をつぶって、この本に書いてある「いちばん大きいもの」のことをそうぞうしてみてください。どんな気もちですか。
- この本を読んで、もっと知りたいと思ったことはありますか。そのことについて書いてください。
- ほかにも、この本の文や絵について、あなたが気づいたこと、びっくりしたこと、おもしろいと思ったことがあれば、書いてみてください。
ひとこと
むかし話など、物語の本だけではなく、こんな、世界のふしぎなことについて考えるきっかけをくれる本も、おもしろいものですね。
初めて知っておどろいたこと、もっと知りたいと思ったことを、読書感想文としてまとめてみてください。
この本を書いたロバート・E・ウェルズという人の本が、同じ評論社(ひょうろんしゃ)の「ふしぎだな? しらないこといっぱい」シリーズから、ほかにも出ています。
「チーターよりはやくはしるのはだあれ?」
「ライオンのおもさはかれる?」
「チビトガリネズミより小さいものなあんだ?」
こういった絵本から入って、きょうみがわいたら、科学の読みものへと読書の世界を広げていくと楽しいと思います。
科学をテーマにしたその他の本「ライフタイム」
こちらも、低学年の方の読書感想文におすすめです。
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