絵本「リンドバーグ-空飛ぶネズミの大冒険」についてのページです。
読むのは1~2年生から、読書感想文を書くのは3~4年生のみなさんにおすすめです。
このページに書いてあることをヒントに、読書感想文を書くことができます。書き方はこちらのページで説明しています。
→読書感想文の書き方
リンドバーグ-空飛ぶネズミの大冒険-この本について
- 題名:リンドバーグ-空飛ぶネズミの大冒険(そらとぶねずみのだいぼうけん)
- 書いた人:トーベン・クールマン(文と絵)
- 日本語になおした人:金原瑞人(かねはらみずひと)
- 出版社:ブロンズ新社
- 本の大きさ:横28.5cm×たて22cm
- ページ数:96ページ
- 初めて出版された年:2014年ドイツ語と英語で出版。日本語版は2015年。
- どこで書かれたか:ドイツ
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リンドバーグ: 空飛ぶネズミの大冒険
どんなお話?
大きな港町に、かしこいネズミがいました。ある日図書館から帰ると、なかまたちがいません。新発明のネズミとりのわなをおそれて、みんなアメリカに行ってしまったにちがいありません。ぼくもアメリカに行こう。でもどうやって? かしこいネズミは、空を飛んでいくことを思いつきます。さあ、まずは図面をかいて…
読んでみましょう
一度目は、自分のいつものペースで、楽しみながら読みましょう。
次に、今度はゆっくりていねいに、こんなことに気をつけながら読んでみましょう。
小ネズミは、全部でいくつの、飛ぶための道具を作りましたか。→
※この先は、本を読んでから読むことをおすすめします(ネタバレがあります)※
本を読んでしつ問に答えてみよう
- 小ネズミは、人間の本を読むのが好きでした。あなたは本が好きですか。好きだとしたら、どれぐらい好きですか。
- ねこににらまれているネズミの絵がありますね。もし君がネズミだったら、どんな気持ちでしょうか。
- 小ネズミはいろんな危険な目にあいます。その時の小ネズミの様子はどうですか。君だったら、そんな時どうしますか。
- ネズミは、飛ぶための道具を作るのに、何度も失敗しますね。その時ネズミはどんな様子ですか。あなたは、何かを作ろうとして失敗したことがありますか。その時の気持ちはどうでしたか。
- この本で、一番好きな絵はどれですか。その絵のどんなところが好きですか。(一番ハラハラした絵、一番こわい絵などでもいいですよ)
- 小ネズミをなかまがとりかこむ絵がありますね。この時のなかまの1ぴきになったつもりで、小ネズミに声をかけるとしたら、何と言いますか。
- この本の最後で男の子が「いつか自分も空を飛びたい」と思いました。あなたには「いつか○○したい」と思うものはありますか。
ひとこと
ネズミの毛なみや、機械の歯車の1つ1つまでが、細かくえがきこまれていて、思わずじっと見入ってしまう人も多いのではないでしょうか。
フクロウの顔写真がたくさんならんでいる絵の中に、1まいだけ、ちがうのが入っていますね。そういわれてみると、ネコとフクロウは、顔がにています。
小ネズミにとって、最初はネコが天てきでしたが、のちにネコにつばさがついてパワーアップしたかのような、フクロウが、むれでおいかけてきます。こわいですね。
それでも、小ネズミはあきらめませんでした。
勇気、そして失敗してもあきらめずにちょう戦し続ける心。大切なことを、小さなネズミが教えてくれる絵本です。
飛ぶため道具の数
小ネズミが作った飛ぶための道具の数は、3つです。