「月夜のみみずく」の紹介ページです。
この作品も、国語の教科書で読んだことがある方もいるかもしれません。
この絵本を日本語に翻訳したのは、詩集「のはらうた」などの作品で知られる工藤直子さんです。詩のような文章は、音読をするのも味わい深い、おすすめの絵本です。
タイトル | 月夜のみみずく |
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文 | ジェイン・ヨーレン |
絵 | ジョン・ショーエンヘール |
訳 | 工藤 直子 |
出版社 | 偕成社 |
本の種類 | 絵本 |
初めて出版された年と国 | 1989年※ |
本の大きさ | 約28x22cm |
ページ数 | 32ページ |
読むなら | 3年生~ |
読書感想文を書くなら | 5~6年生 |
※原作は1987年にアメリカ合衆国で発表され、翌年コールデコット賞を受賞。
冬の夜、わたしは、とうさんといっしょに森へみみずく探しに出かけます。あいたいな、あえるかな。月の光、静けさ、寒さ……そしてなにより、とうさんといっしょにすてきなものを探しに行くうれしさ。
主なキーワード
家族や仲間と、自然にふれる体験をしたことがあれば、くわしく思い出して読書感想文に書いてみましょう。
この絵本のように、寒さや暑さ、音などをよく思い出して、自分の言葉で書くことにぜひ挑戦してみてください。
その他のキーワード
あなたは、野生の動物を見たことがありますか。
動物園や水族館ではなく、サファリパークでもなく、森や海に住んでいる野生の動物、生きものを見た経験があれば、ぜひ読書感想文に書いてみてください。
みんなでワイワイ楽しく、動物園で動物を見るのと、この絵本に書いてあることとは、きっとまったくちがっていますよね。
まだ見たことはないけれどいつか会ってみたい野生の動物について書いてみるのもいいかもしれません。
いつもはベッドでぐっすり眠っている夜中に、お父さんと2人だけで、寒い中歩いて森に行くというのは、それだけで、特別なできごとなのでしょう。
おしゃべりをしてはいけない。
会えるかどうかわからない。
そんな制約すらも、特別な感じをもりあげてくれるような気がします。
そうやって、会えるかどうかわからない、すてきなものに会いに行きます。どうしようもなくわくわくする気持ちが、詩のような文章から伝わってきます。