夏の庭-The Friends【5~6年生】

小学校高学年の読書感想文におすすめの本「夏の庭-The Friends」をご紹介します。

この小説は、1994年に、三国連太郎さんなどが出演し映画化されました。

人が死ぬということについて、深く考えるきっかけをくれる作品です。小学校5~6年生から中学生の方が読書感想文を書くための本としておすすめします。

この記事には、本の情報、登場人物、あらすじ、作品のキーワードを書いています。読書感想文を書くための本を探している方に、参考にしていただけるとうれしいです。


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タイトル夏の庭-The Friends
著者湯元 香樹実
出版社新潮社
初めて出版された年と国1994年 日本
本の大きさ約15×10.5cm
ページ数218ページ
価格(税別)1400円
読むなら5年生~
読書感想文を書くなら5年生~

※上記はハードカバーの単行本についての情報です。ほかに、文庫版もあります。

サッカーを習い塾へ通う、今どきのふつうの小6男子3人。夏休みに、古い小さな家に一人で暮らすおじいさんの家を見張り始めます。その目的は「人が死ぬところを見てみたい」というものでした。

ここから先は、ネタばれがありますので、本を読んだ後に読むことをおすすめします。

主なキーワード

人はいつか必ず死ぬ、と知識としてはみんな知っています。でも、この本の主人公たちのように「自分も、自分のまわりの人たちも、本当に死ぬんだ」ということを、何かのきっかけでわかってしまう、という経験をしたことはありますか。

あるとしたら、その経験について読書感想文に書いてみるのもいいと思います。

その他のキーワード

死ぬということや、人と人とのつながりについて考えさせられる本、と書くとシリアスでむずかしそうな本に思えるかもしれませんが、どこにでもいそうな男子たちのセリフが多く、読みやすいです。

今にも死にそうに見えたおじいさんは、どうしてみるみる元気になっていったのでしょうか。また、興味本位でおじいさんの家を見張っていた3人の気持ちはどんな風に変わっていったでしょうか。

そんなことを考えながら読んでみてください。