ぼくのニセモノをつくるには【3~4年生】

3~4年生の読書感想文におすすめの本「ぼくのニセモノをつくるには」をご紹介します。

おもしろいタイトルですね。ニセモノって、何でしょう。

読むのは低学年の方にもおすすめですが、「自分って何だろう?」とちょっと哲学的なことを考えるきっかけをくれる本ということで、読書感想文を書くなら3年生以上の方におすすめします。高学年の方にもいいと思います。

この記事には、本の情報、登場人物、あらすじ、作品のキーワードを書いています。読書感想文を書くための本を探している方に、参考にしていただけるとうれしいです。


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タイトルぼくのニセモノをつくるには
文・絵ヨシタケ シンスケ
出版社ブロンズ新社
本の種類絵本
初めて出版された年と国2014年 日本
本の大きさ約26x21cm
ページ数32ページ
価格(税別)1400円
読むなら1年生~
読書感想文を書くなら3年生~

やりたくないことばかりで、うんざりしていたぼくはいいことを思いついた。自分のニセモノを作って、全部そいつにやらせればいい。さっそくおこづかいを持ってお店へ。「いちばんやすいおてつだいロボください!」ニセモノをつくるためには、ロボットに、ぼくに関するすべてのことを教えなくてはなりません。

ここから先は、ネタばれがありますので、本を読んだ後に読むことをおすすめします。

主なキーワード

その他のキーワード

あなたならロボットに、自分の代わりに何をやらせたいですか。

また、ロボットに自分のことを教えるとしたら、どんなことを教えますか。

この本のように、想像をどんどんふくらませて読書感想文に書いてみてください。

本屋さんでスタッフの方に、今小学生に人気の本を聞いたら、「これです!」と即答で教えてくれたのがヨシタケシンスケさんの絵本でした。

ちょっとラクガキ風の、ごちゃごちゃと描きこまれた絵が楽しくて、見飽きません。

「やりたくないことをやってくれる、自分の分身がほしい」

こういうこと、だれでも一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

「ぼく」はロボットを買って、自分のニセモノを作ろうとします。でも、そうカンタンにはいかないようですね…

ヨシタケシンスケさんの作品には他にも「りゆうがあります」「りんごかもしれない」などがあります。

想像がふくらんで、ふくらんで…ふくらみすぎてたいへんなことになってしまう絵本、ぜひ読んでみてくださいね。