「うさぎのマシュマロ」の紹介ページです。
表紙は、黒い背景の真ん中にうずくまる、真っ白なうさぎの絵です。こんなふうに、はじめは何もわからず「早くおかあさんのところに帰りたい」と思いながら、ただ静かにすわっていた赤ちゃんうさぎ「マシュマロ」のお話を、ぜひ読んでみてください。
うさぎやねこが好きな人なら、きっとお気に入りの絵本になりますよ。
タイトル | うさぎのマシュマロ |
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文・絵 | クレア・ターレイ・ニューベリー |
訳 | 劉 優貴子 |
出版社 | 講談社 |
本の種類 | 絵本 |
初めて出版された年と国 | 1942年 アメリカ |
本の大きさ | 約26x25cm |
ページ数 | 40ページ |
価格(税別) | 1,600円 |
読むなら | 3年生~ |
読書感想文を書くなら | 3年生~ |
ねこのオリバーは、ひとりでのんびりするのが好き。大人のねこですが、生まれてから一度も外に出たことがありません。ところがある日、飼い主のティリーさんが家にびっくりするようなものを連れてきます。赤ちゃんうさぎ「マシュマロ」を初めて見た時、こわくてしょうがなかったオリバーでしたが…
主なキーワード
マシュマロは、どんな時に「しあわせ」を感じているでしょうか。そしてオリバーはどうでしょうか。
あなたはどんな時に「しあわせ」を感じますか? そんなことを考えて、読書感想文に書いてみるのもいいと思います。
その他のキーワード
ラフに描かれたうさぎとねこのスケッチ、それに少ない文章なのに、オリバーやマシュマロの様子が、よく伝わってきますね。
マシュマロが部屋で遊びまわるかわいい姿が、目に浮かぶようです。
ひとりでゆっくりするのが好きだったオリバーの生活は、マシュマロの出現ですっかり変わってしまいました。
オリバーの表情が、ページごとに違っていて、目の表情が気持ちを表していますね。
それに比べると、うさぎのマシュマロはどちらかといえば無表情です。
うさぎやねこ、他の動物でも、家で飼っている生きものについて、読書感想文に書いてみるのもいいと思います。
この絵本のように、違う種類の動物が仲良くなる様子を見たことがあれば、そのことを書いてみるのもいいでしょう。
また、この本に書かれているように、動物も、おどろいたり、こわがったり、しあわせを感じたりするんだな、と気づいた体験などを書いてみるのもいいと思います。
ティリーさんのように、詩にあらわしてみるのも楽しそうです。