おじさんのかさ【1~2年生】

このページでは、佐野洋子さんの絵本「おじさんのかさ」をご紹介します。

いちおう小学校1~2年生の読書感想文におすすめの本のカテゴリーに入れますが、それ以上の学年の方にもおすすめです。大人が読んでも味わい深い絵本です。

佐野洋子さんのその他の絵本には、「100万回生きたねこ」「そらとぶライオン」などがあります。

この記事には、本の情報、登場人物、あらすじ、そして作品のキーワードを書いています。読書感想文を書くための本を探している方に、参考にしていただけたらと思います。

タイトルおじさんのかさ
文・絵佐野 洋子
出版社講談社
本の種類絵本
初めて出版された年
1992年 日本
本の大きさ約30×21.5cm
ページ数31ページ
読むなら1~2年生
読書感想文を書くなら1年生~

とても立派なかさを持っているおじさんのお話です。おじさんは、どこへ行くにも必ず、大好きなかさを持っていきます。でも雨が降っても、決してそのかさをさすことはありませんでした。大事なかさを雨にぬらすなんて、とんでもない。そう思っていたおじさんでしたが…

ここから先は、ネタばれがありますので、本を読んだ後に読むことをおすすめします。

主なキーワード

ものを大切にするとはどういうことか、考えさせられる絵本です。

その他のキーワード

雨が降った時に開いてさす、という役目を持ったかさをおじさんは決して開こうとしませんでした。

知らない人のかさに入れてもらったり、かさがぬれないように抱いて走ったりするおじさんは、なんともいえずこっけいで、おもしろいですね。

あなたは、大事なものを、どんどん使う派ですか? それとも、もったいなくて使わずにとっておく派?

自分が心から大事に思っているものがあれば、そのことを読書感想文に書いてみるのもいいと思います。

雨の日の、かさにまつわる思い出を書いてみるのもいいですね。

必ずしも「ものは使ってこそ価値がある」「人がやっていることを参考にすれば新しい世界が広がる」といった教訓でまとめる必要はありません。